思いがけない方から、かなり久しぶりにメッセージをいただきました。「もう5周年なんですね、おめでとうございます~」とのお祝いのお言葉をいただきました。
ありがとうございます。もう5年が経過しようとしているのですね。いろいろな方に支えられての5年でした。
5年 ― おぎゃあと生まれた赤ちゃんや、小学校に入学したばかりの児童であれば、これだけの年数が経過すれば、その成長の著しさたるや、目を見張るものがあるでしょう。ですが、残念ながらシナプス刈込が終わった身には、「果たしてどれだけの成長があったのだろう」という感じで、さして進歩を感じることができない悲哀もあったりします。
既に人生後半に入った自覚のある私は、あとどれだけ生きられるのかは神のみぞ知る領域ながら、どうせなら前半生とは違う人生を生きてみようと、あえて「常識」とか「当たり前」とか、そういった「既成概念」の類の制限を外してみようと、危なっかしい日々を送っております。
が、折しも長く続くコロナ禍、「当たり前と思われていたことが、実は当たり前ではなかったかもしれない」ことが、ある意味社会的な諒解になったこともあって、私のような「不良っぽい」生き方であっても、以前よりは世間に受け入れられやすくなっているのかもしれません。
一つ言えることは、加齢は不可逆的な事象であるということ。年齢とともに訪れる自分自身の変化を「如何にしなやかに笑い飛ばしながら」受け入れていくか、というあたりも含めて、ストイックになりすぎないことも必要かな、と思う今日この頃だったりします。
思えば、この5年、多くの新しい出会いがあり、多くの新しい発見があり、多くの新しい経験がありました。当初の想定とは全く異なる経過になっていたりしますが、それもまたよし、ですかね。今や、審査動画の収録スタジオと化しておりますが、それもいいのかな、と思っております。
ここのところの毎日は、実にゆるゆると進んでおりますが、振り返ってみると、案外面白い5年だったな、と思ったりするのでした。
ということで、これからもどうぞよろしくお願い申し上げます。