スタジオのピアノ

ふと「あ~あ 残念だな~と思えるピアノ弾き」にありがちなあれこれについて、自らの体験に基づき、やや自虐的に - 自戒をこめて - 綴ってみようと書き始めたら、なんとまあ次から次から出てくる出てくる ― もうネタの宝庫であることに気がつきました。

私の場合、ピアノを弾いている年数は結構長いです。そろそろ半世紀になろうとしております。年齢バレバレですね。もちろん、会社員をしていた時代も長いので、十分に練習時間がとれなかったこともありました。それにしても、結構長年弾いていることには変わりないのに、どうも「残念な演奏」に終わっているという思いがありました。そこからどうやったら抜け出せるのか。それが私の最大の悩みであり続けました。

ただ、長年弾いてきたとはいえ、学習の深度という意味では、お粗末としかいいようがない時期が結構長かったのも事実です。そして、そのお粗末さゆえにひきおこされる「残念さの正体」が何なのか、いろいろ分かってきたことがあります。これは、長年、残念な演奏を続けてきた者だからこそ言えることです。ここをいろいろな角度から表現してみたいと思うに至りました。

そして、気がつくと連載が始まってしまいました。

文中には、歯に衣着せずものを言う「嫌味婆K子」という毒舌キャラも登場しています。「普通、思ってもそこまでは言わないでしょ」というようなことまで、容赦なく一刀両断のもとに斬るような場面もありますが、「嫌味婆K子」の発言については、特定の誰かを非難する意思は毛頭なく、ただ音楽のことしか考えていない音楽馬鹿、という前提で、ご寛恕いただけますと幸甚です。

以下、このページにリンク集を置いておこうと思います。

連載記事一覧

●「イメージはあるけれども、技能が伴わない」 ― それ本当にそうでしょうか?

●それ歌ってるつもり?

●agitato の罠

●ちゃんと使ってる?

●雰囲気で何となく…になっていませんか?

●続・そのご意見にドキッ!!

●そのご意見にドキッ!!

●語源は一緒でも ― アニメ違い!: animato と con anima

●モーツァルトのお約束事

●止まりなさい~~:フェルマータ

●付点は隠せない~~:付点

●残念なお休み:休符